スペースについて
スペースは、テストケース・機能一覧・シナリオなどの構造化 QA データを型付きテーブルで管理するためのワークスペースタブです。
本機能は一部のお客様から順次公開しています。
概要
QA チームがテスト設計で共同作業をする際、テストケースの一覧・ステータス・レビュー状況などを記録・追跡するための共有された構造化スペースが必要になります。スペースはそのための場所を Genesis 内に提供し、AI アシスタントやワークフローと並んで、構造化データを AI を活用した作業に近い場所で管理できるようにします。
スペースは 1 つ以上のコレクション(型付きのテーブル)のコンテナとして機能します。各行は 1 つのレコード(テストケースなど)を表し、行が持つ列を定義したり、サブコレクションを使って行の下に追加データを入れ子にしたりできます。
主要な概念
スペース
スペースはスペースタブ内のトップレベルのコンテナです。ワークスペース内に複数のスペースを作成でき、製品領域・テストフェーズ・用途などでまとめて管理できます。
コレクション
コレクションはスペース内の型付きテーブルです。各スペースには最低 1 つのコレクションがあります。同じスペースにコレクションを追加して、異なる種類のデータを格納できます(たとえば「チェックアウトフロー」スペースに、テストケース用と既知のバグ用の別々のコレクションを設けるなど)。
行
行はコレクション内の 1 つのレコードです。各行はコレクションのスキーマで定義されたフィールドの値を持ちます。行を開くと詳細ビューですべてのフィールドを確認・編集でき、保存のたびに行の履歴に新しいバージョンが記録されます。
サブコレクション
サブコレクションは、親コレクションの各行の下に入れ子になったテーブルです。スキーマにサブコレクションフィールドを追加することで作成されます。たとえば「テストスイート」コレクションに「テストケース」サブコレクションフィールドを追加すると、各テストスイート行が独自のテストケーステーブルを持ち、さらに各テストケース行が「テスト実行」サブコレクションを持つといった構成も可能です。
フィールドの型
コレクションの各列には次のいずれかの型を設定できます。
テキスト
1 行テキスト
長文
複数行テキスト
URL
URL 文字列
数値
数値
はい / いいえ
ブールチェックボックス
日付
日付
選択
カスタム選択肢のドロップダウン(単一選択)
サブコレクション
入れ子になった行のテーブル(上記のサブコレクションを参照)
組み込みテンプレート
新しいスペースを作成するとき、4 つの組み込みテンプレートから選ぶか、空のスペースから始めることができます。
テストケース
タイトル・説明・手順・期待する結果・優先度・ステータスフィールドを持つテストケースのフラットリスト
テストスイート
テストスイート → テストケース → テスト実行の 3 階層構成(すべてサブコレクション)
機能一覧
タイトル・概要・ステータスフィールドを持つシンプルな機能トラッカー
空白
タイトルフィールドのみ。スキーマをゼロから構築できます
スキーマの編集
コレクションの列はいつでもスキーマを編集してカスタマイズできます。コレクションから列を編集(鉛筆アイコン)を選択するとスキーマエディターが開き、フィールドの追加・名前変更・並べ替え・型変更・アーカイブが行えます。アーカイブしたフィールドはテーブルとフォームから非表示になりますが、データは保持されます。
行の履歴
行が保存されるたびに新しいバージョンが自動的に記録されます。行を開いて履歴タブに切り替えると、過去のバージョンを確認し、以前の値と比較できます。任意のバージョンに戻すことで変更を取り消すこともできます。
AI アシスタントとワークフローとの連携
スペースは AI によって読み書きできます。AI アシスタントは会話の中でスペースの行を検索してその内容を報告できます。ワークフローはスペースのデータを読み書きするための次の組み込みツールを使用できます。
スペース一覧
現在のワークスペース内のすべてのスペースを返す
コレクション一覧
スペース配下のコレクション、または行配下のサブコレクションを一覧表示する
スキーマ取得
コレクションの現在の列定義を返す
行一覧
コレクション内の行をタイトルと最終更新日時とともに一覧表示する
検索
スペース全体またはワークスペース全体の行を全文検索する
行取得
1 行のすべてのフィールド値を返す
行作成
コレクションに新しい行を追加する
行更新
既存の行のフィールド値を更新する(マージまたは上書き)
スペース作成
新しいスペースとその最初のコレクションを作成する
コレクション作成
スペースにトップレベルのコレクションを追加する
サブコレクションを開く
行のサブコレクションフィールドに対応するテーブルを開いてその ID を返す
たとえば、リソースとコンテキストから仕様を読み込み、テストケースを生成して、スペースのコレクションに直接書き込むワークフローを実行することが可能です。
参考情報
最終更新