ワークフローの実行
本記事では、ワークフローの実行方法・プレビュー実行・トリガーの設定について説明します。
実行のトリガー
ワークフローは以下の 4 つの方法で起動できます。
手動実行
画面上から即座にワークフローを起動します
API トリガー
HTTP リクエスト経由で外部システムからワークフローを起動します
スケジュール
定期スケジュールに従ってワークフローを自動実行します
GitHub Webhook
GitHub のイベントを契機にワークフローを自動実行します
既定では、同じワークフローを複数回実行すると同時に走ります。 APIアクセス 、 スケジュール 、 GitHub Webhook では、トリガー設定で 並行して実行 と 前の実行をキャンセル を選べます。組織の同時実行上限に達した場合は、追加の実行が キュー待ち になり、空きができると自動で開始されます。
手動実行
ワークフローは一覧画面またはエディター画面から手動で起動できます。
一覧画面から実行する
ワークフロー一覧の各行の操作メニューから 実行(▶実行アイコン) をクリックします。
ワークフローにユーザー入力が設定されていない場合、確認画面が表示され、入力を行い、そのまま実行できます。
プレビュー実行
プレビュー実行では、通常の実行と同様に実行履歴には記録されますが、一覧上で「プレビュー」ラベルが付き、本番実行と区別して確認できます。
また、プレビュー実行で生成されたアーティファクトは、「アーティファクト」一覧には表示されますが、ナレッジベースにはインデックスされません(検索の対象外になります)。
ワークフローを保存していれば、直近の完了済みプレビュー結果はページを再読み込みしても復元され、エディター上で続けて確認できます。
ワークフロー全体をプレビュー実行する
エディター画面を開きます。
キャンバス右下のツールバーにある プレビュー(プレビューアイコン) をクリックします。
実行ダイアログが開きます。ユーザー入力が設定されている場合、実行前に値を確認・変更できます。
ワークフローを実行 をクリックして実行を開始します。
実行結果はインスペクターの 出力 タブで確認できます。
プレビュー実行中、対象のブロックを選択するとインスペクターのヘッダーに 実行中 バッジが表示されます。実行が完了するまで 詳細 タブの編集は一時的にロックされます( 出力 タブと削除ボタンはこれまでどおり操作できます)。
特定のブロックまでプレビュー実行する
確認したいブロックを選択してインスペクターを開きます。
インスペクター内の プレビュー実行 をクリックします。
プレビューにユーザー入力が必要な場合は、ダイアログで値を確認して実行を開始します。
実行が完了すると、インスペクターが プレビュー結果 に切り替わり、その場でブロックの出力を確認できます。
編集に戻りたいときは ブロックの詳細に戻る をクリックします。
選択したブロックまでだけを実行するため、ワークフローの一部を素早く確認したいときに便利です。選択した経路の外にあるブロックはそのプレビューの対象外になるため、結果表示で待機中のまま残り続けません。
トリガーの設定
ワークフロー編集画面の右上にある その他のアクション から トリガー をクリックすると、自動実行のトリガーを設定できます。ワークフロー作成中は、AI アシスタントや MCP ツールから既存設定の確認や API / スケジュール / GitHub トリガーの更新を行うこともできます。

API アクセス
HTTP リクエストを送ることで、外部システムや CI/CD パイプラインからワークフローを起動できます。

APIアクセス のスイッチを有効にします。
並行実行ポリシー で、同じワークフローの前回の API 実行がまだ待機中または実行中のときに、新しいリクエストをどう扱うかを選びます。
並行して実行
新しい実行を開始し、前回の実行もそのまま続けます
前の実行をキャンセル
同じワークフローの API 実行で、待機中または実行中の古い実行をキャンセルしてから新しい実行を開始します
表示される APIエンドポイント の URL をコピーします。
x-api-keyヘッダーに API キーを含めた POST リクエストを送信します。
API キーの管理は 設定 > APIキー から行えます。
スケジュール
定期スケジュールに従ってワークフローを自動実行できます。
スケジュール のスイッチを有効にします。
頻度 で 毎時 ・ 毎日 ・ 平日 ・ 毎週 ・ カスタム から選択します。
実行する分 または 時刻 を設定し、必要に応じて 曜日 、 タイムゾーン 、 cron 式 を指定します。
スケジュールのプレビューと 次回の実行 を確認し、 並行実行ポリシー で前回のスケジュール実行がまだ待機中または実行中のときに新しい実行をどう扱うかを選びます。
並行して実行
新しい実行を開始し、前回の実行もそのまま続けます
前の実行をキャンセル
同じワークフローの待機中または実行中の古いスケジュール実行をキャンセルしてから新しい実行を開始します
スケジュールを保存 をクリックします。
カスタム を使用する場合、スケジュールの実行間隔は少なくとも 15 分空ける必要があります。
スケジュールでトリガーされる場合、ワークフローのユーザー入力にはデフォルト値が使用されます。
GitHub Webhook
GitHub のイベントを契機にワークフローを自動実行できます。
GitHub Webhook を使用するには、事前にワークスペースに GitHub を連携している必要があります。 設定 から GitHub 連携を行ってください。

GitHub Webhook のスイッチを有効にします。
これらのイベントでトリガー から、ワークフローを起動するイベントを選択します。
プッシュ
コードがブランチにプッシュされたときにトリガーされます
プルリクエスト
プルリクエストが開かれた、閉じられた、または更新されたときにトリガーされます
リリース
新しいリリースが公開されたときにトリガーされます
並行実行ポリシー で、同じ条件に一致する GitHub イベントの前回実行がまだ待機中または実行中のときに、新しいイベントをどう扱うかを選びます。
並行して実行
新しい実行を開始し、前回の実行もそのまま続けます
前の実行をキャンセル
同じワークフロー・同じブランチ・同じイベントに一致する待機中または実行中の古い実行をキャンセルしてから、新しい実行を開始します
必要に応じて リポジトリ から対象リポジトリを選択します。選択しない場合は、連携済みのすべてのリポジトリが対象になります。
必要に応じて ブランチ にブランチパターンを入力します(例:
main、release/*)。入力しない場合は、すべてのブランチが対象になります。
GitHub によってトリガーされる場合、ワークフローのユーザー入力にはデフォルト値が使用されます。
実行中の操作
実行の停止
実行中または待機中のワークフローを手動で停止できます。
実行詳細画面を開きます。
停止 をクリックします。
停止したワークフローはステータスが キャンセル済み になります。後から再開することもできます。
実行にタイムアウトはありません。処理が完了するまで自動的に停止しません。長時間の実行が予想される場合は、手動で停止操作を行ってください。
前の実行をキャンセル を選んでいる場合は、新しい API リクエスト、スケジュール実行、GitHub イベントが届いたときに、古い実行が自動でキャンセルされることがあります。実行詳細のヘッダーには 新しいトリガーによりキャンセル と表示されます。
実行の再開
停止(キャンセル済み)したワークフローを再開できます。
実行詳細画面を開きます。
再開 をクリックします。
再開時に組織の同時実行上限へ達している場合は、実行が キュー待ち になり、空きができると自動で開始されます。
ここから編集して再実行
過去の実行結果を確認しながら、特定の AI エージェントブロックのプロンプトを書き換えて再実行できます。上流ブロックの出力はそのまま引き継がれるため、上流の処理をやり直す必要はありません。プロンプトの編集は今回の再実行にのみ適用され、ワークフローテンプレート自体は変更されません。
ワークフローの実行詳細画面を開きます。
グラフ上で再実行したい AI エージェントブロックをクリックして選択します。
インスペクター、またはグラフノードのホバーボタンから ここから編集して再実行 をクリックします。
ダイアログでプロンプトを編集し、 ワークフローを再実行 をクリックします。
新しい実行が作成され、上流ブロックの出力と成果物を引き継いだまま、編集したブロックから後ろが再実行されます。
アーカイブ済みのワークフローの実行からは、ここから編集して再実行はできません。
ブロックのレビュー
ブロックに承認フローが設定されている場合、そのブロックの実行完了後に レビュー待ち 状態になります。担当者がレビューするまで、ワークフローは次のブロックに進みません。

「レビュー」をクリックすると、出力確認画面が表示されます。
承認 をクリックすると、ワークフローが次のブロックに進みます。
変更を承認 をクリックすると、ブロックの出力内容を編集した上で承認できます。
却下 をクリックすると、ワークフローの実行が失敗として終了します。
レビュー待ち の実行は、承認待ちの間に組織の同時実行枠を占有しません。承認後の再開も、ほかの実行と同じように空きがあれば開始され、埋まっていれば キュー待ち になります。
実行ステータス
待機中
実行の開始を待っている状態
実行中
処理が進行中の状態
レビュー待ち
ブロックの承認を待っている状態
完了
すべてのブロックが正常に完了した状態
失敗
エラーが発生して処理が中断した状態
キュー待ち
実行枠の空きを待っている状態。空きができると自動で開始されます
キャンセル済み
ユーザーが手動で停止した、または新しい一致条件のトリガーに置き換えられた状態
スキップ済み
条件分岐ブロックなどにより実行から除外された状態
いずれかのブロックが失敗すると、その時点で後続のブロックは実行されず、ワークフロー全体が 失敗 として終了します。「ブロックが失敗しても後続の処理を続ける」オプションはありません。
条件分岐でループを構成している場合、最大ループ回数を超えると強制的にエラーで終了します。最大ループ回数はブロックの設定で変更でき、未設定時は 3 回が使用されます。
トラブルシューティング
ユーザー入力のバリデーションエラー
テキストフィールド「{label}」を空にすることはできません。値を入力してください。
必須のテキストフィールドに値が入力されていない
該当フィールドに値を入力してから実行してください
数値フィールド「{label}」を空にすることはできません。値を入力してください。
必須のテキストフィールドや数値フィールドに値が入力されていない
該当フィールドに値を入力してから実行してください
ファイル「{label}」が見つからないか、利用できなくなりました。ファイルを再度アップロードするか、別のファイルを選択してください。
アップロード済みのファイルが削除されたか利用不可になった
ファイルを再度アップロードするか、別のファイルを選択してください
使用制限エラー
「使用制限に達しました」と表示されて実行できない
組織の使用制限に達した
管理者に連絡して、使用制限の引き上げを依頼してください
GitHub Webhook エラー
GitHub Webhook のスイッチが有効にできない
ワークスペースに GitHub が連携されていない
設定 から GitHub を連携してください
最終更新